きっと、それは考える事じゃなくて。






「…面白かった、のか?」
 しげしげと表紙を見つつ、勘右衛門は一つ唸る。
 それは、久々の座学の授業に必要だった本を借りた時に、混じって借りてしまった一冊の本。
 綺麗な桜色した表紙は、一見資料には見えない。
 何らかの暗号だろうか。
 そう思って読んでみたら、何て事の無い娯楽小説だった。しかも、年頃の女性向けの。
 源氏物語宜しく、読んでいる女性が男前が好きなのはいつの時代も変わらないらしい。出てきた男性はどこに出しても恥ずかしくない美丈夫だった。
 そして、そこには恋する乙女が。
 貴族の男性と町娘の恋物語。山あり谷あり紆余曲折。まあ、怒涛の展開で色々あって最後はめでたしめでたしで終わったはいいが、勘右衛門にはこの本の面白さがわからない。
 装丁からして元々が女性向けの話なのだろう。男の勘右衛門に分かれと言うほうが難しいのだ。きっとこの本を読むのはくのいち教室の女の子たちなのだろう。
 一巻と言う事は続きがあるのだろうが、とてもではないが続きを借りて読もうとは思わなかった。
 何で、面白いと思えないんだろう。
 物事を楽しむのは人生の基本、と勘右衛門は思っている。折角得た知識なのだから面白いと思いたい。だが、全く面白いと思えないのだ。
 何がいけないのだろうか。
 楽しいと思えない理由。それは、この本の本質を理解していないからだ。
 色恋沙汰。
 忍者の三禁と呼ばれるくらいだ。色恋沙汰は基本的にお山の向こうに投げ捨てている。今まで興味を持たなかったと言えば嘘になるが、興味を持つのを今の今まで忘れていた。
 そうだ、それに興味を持てばいい。
 そう思って、文机で何やら書き物をしていた兵助の肩を叩いて。
「兵助」
「何?」
「人を好きになった事がある?」
「え?」
 勘右衛門の突然の質問に目を丸くして、兵助は間の抜けた声を出した。
「だから、誰かを好きになった事がある?」
「何だよ、いきなり。女の子でもあるまいし」
 確かにこう言う話が好きなのは、女性の方だ。男ばかり集まると、恋の話より色の話になりやすい。あの店の姐さんが綺麗だったのどうのこうの。
 そんな話にあまり加わらない兵助に聞いたのが間違いだったのだろうか。
「そうだった。お前には豆腐と言う恋人がいたな」
「おい」
「忘れてたよ。お前が豆腐を愛している事を」
 兵助は無類の豆腐好きだ。本人は最初否定していたが、最近では開き直っている。その兵助に誰かを好きになった事があるのか、何ていう質問は無駄だった。
「お前、俺を何だと思ってるんだ」
「え?」
「豆腐を好きになるのと、人間を好きになるのじゃ違うだろ」
「そうなの?」
「そうなの、ってお前…今まで俺をどんな目で見てきたんだ」
 溜息一つ付いて、筆を硯に置くと兵助はじっと勘右衛門を見て。
「誰かを好きになった事くらいある」
 真剣な目で言った。
「え……」
「それが、お前の探している答えかどうかは知らないけど。俺は、人を好きになった事があるよ」
 兵助は良くも悪くも真っ直ぐだ。偽る事を知らない。
「人間を?」
「ああ」
「それは、恋?」
「多分、な」
「多分?」
「それが恋かどうかなんて俺は確かな答えを持ってない。もしかしたら、恋じゃないかもしれない」
「どうしてそう思うの?」
 兵助らしくない、曖昧な答え。誰かを好きになった事があるというくらいだから、明確な答えを持っていると思ったのに。
「……だってさ、好きだって言ったら、月に帰りそうだったから」
「月?」
「そう。好きだなんて言ったら、この気持ちが恋だなんて言ったら、月に帰るんじゃないかって不安になったんだよ」
「…兵助が好きなのは、なよ竹のかぐや姫?」
 お伽噺のお姫様に恋をするなんて、兵助らしくも無い。
「何だ、妄想か」
「違う! これでも真剣に好きなんだ!」
「かぐや姫を?」
「……そうだよ。ああもう、勘右衛門が変なこと言うから何書くか忘れたじゃないか!」
 がしがしと頭を掻いて、兵助は筆を取る。
 どうやら、兵助の意見は役に立たなそうだ。
 豆腐で無いだけましだったが、相手が御伽噺のお姫様では美丈夫に恋した町娘より性質が悪い。
 他の人間に聞いてみるか。
 勘右衛門の存在を無視したかのような兵助の背中に溜息を付いて部屋を後にした。
 次に会った知り合いに聞いてみようか。
 そうして出くわしたのは、兵助以上に役に多々なそうな。
「八」
「おう、勘右衛門。どうした?」
 虫取り網に虫かごを持って地面に這いつくばっている八左ヱ門だった。聞く必要ないか…とも思ったが、もしかするともしかする。可能性を消してしまうのは良くない。
「八はさ」
「ん?」
「誰かを好きになったことある?」
 そう言ってから。
「ああ、ごめん。八の恋愛対象って人間じゃなかったよね。虫か動物だもんね」
「おい、勘右衛門」
 そうだった。八左ヱ門は人間より優先順位が動物や虫の方が上だ。人間を好きになる筈が無い。一人でうむうむと納得していると虫取り網でどつかれる。
「一体、お前は俺をどう言う人間だと思ってるんだ?」
「え?」
「お前の好きって、女の子を、って事だろ?」
「うん、まあ」
「それなら、俺だって人間が良いに決まってる」
「そうなの?」
「そうなの、って意外そうな顔するなよ。ま、俺には手の届かないような人だろうけど」
「え?」
「何て言ったらいいのかな。俺、綺麗なものの例えって知らないから、きっと乙姫様ってこんな感じだろうなって言うか」
 八左ヱ門は少し赤くなって頬を掻く。
「八、亀飼ってたっけ?」
「池にいるけど?」
「じゃあ、それに連れて行ってもらえば良いんじゃない?」
「どこに?」
「竜宮城」
「あのなぁ、乙姫様ってこんな感じだろうって言っただけで、乙姫様が好きな訳じゃない」
 どうやら、兵助とは違う類の人間らしい。
 これまた、乙姫様が好きなので竜宮城に行ってきますなんて言われたら、勘右衛門はここで恋について考えるのをやめていただろう。
「でもま、乙姫様には近いだろうな」
「どう言う事?」
「手が届かない、って事」
 そう言って、八左ヱ門はこれ以上は話せないからな!と叫ぶと匍匐前進を開始した。
 やっぱり分からない。
 そんな手の届かない人を好きになるなんて。
 毒虫が無事見つかる事を祈りつつ、勘右衛門は桜色の本を持って図書室を目指す。下手な鉄砲を数撃つより、一発を絞った方がいい。
 図書室には見慣れた顔が座っていて、勘右衛門はその前に座ると不意に顔を上げた。
「あ、本返しにきたの?」
「まだ読み上げてないんだ。ちょっと待ってくれないか?」
「良いけど。期限以内には返してね」
 そう言って笑う雷蔵は、少なくとも兵助や八左ヱ門よりは頼りになりそうだ。
「あれ、その本、勘右衛門借りたの?」
「え、いや、本と本の間にあって間違って持って帰ったみたいだから持ってきた」
「だよね。その本、基本的にくのいち教室の子しか借りないし」
 やっぱり。
 この本は自分達向けでは無いらしい。
「雷蔵は読んだ事あるの?」
「うーん、始まりだけね。読んでるうちに訳が分からなくなって閉じちゃった。勘右衛門は?」
「読んだ」
「で、面白かった?」
「分からない」
 だから、こうして答え探しの旅に出ているのだ。
「雷蔵は、人を好きになったことある?」
「え?」
「あ、出来れば女の子でお願いします。中在家先輩とかだったらちょっと泣いちゃうかもしれないから」
 ここまで御伽噺ばかりで、ここに来て衆道だったらもう泣くしかない。
「安心して。中在家先輩は尊敬しているだけだから。勘右衛門が泣くような感情じゃないよ」
「じゃあ、それ以外にあるって事?」
「うん、まぁね。その本みたいに情熱的じゃないけど」
「情熱的?」
 手にした桜色の本をちらりと見て、もう一度雷蔵の顔を見る。
「何ていうかな、こう、凄く好きだ! って言う感情じゃないし、劇的でもないけど、好きになった事はあるよ」
 本を丁寧に修理しながら、雷蔵は笑う。
 雷蔵は、きっと自分の知らないこんな物語をたくさん読んでいる筈だ。この本を読もうとするくらいなのだから。
 これは、もしかしたら答えかもしれない。
 そう思って黙って次の言葉を待つ。
「衣通姫ってこんな人だったのかなって」
「そとおりひめ?」
「うん。見た時に思ったんだ。きっと、こんな人だったんだ、って」
 どうやら、雷蔵が好きになった人は、とんでもなく美人のようだ。例えが御伽噺で無いけれど、それに近いものはある。美人を好きになったと言わないのは雷蔵らしい。
「恋って言うより、憧れなのかもしれない」
「あこがれ…」
 恋とは憧れなのだろうか。
 そうすると、やっぱり中在家長次への気持ちも恋になってしまう。
 怪訝な目で雷蔵を見ると、雷蔵は首を傾げて「分かりにくくてごめんね」と苦笑いを零した。
「ただ」
「ただ?」
「綺麗なままでいて欲しい、って思ったな」
 確かに美人なら綺麗なままでいて欲しいと思うだろう。
 それが恋なのだろうか。
 ますます分からなくなってきた。
「じゃあ、これだけ先に返しておくよ」
「分かった」
 桜色の本を雷蔵に手渡して、勘右衛門は立ち上がる。そうすると、雷蔵はじゃあね、と手を振ってから本の修理に戻った。
 ……恋って一体何なんだ。
 御伽噺に恋をするようなものなのだろうか。
 図書室の本を全部読めば分かるのだろうか。
 それとも、くのいちのたまごたちに聞けば分かるのだろうか。いや、女の子の考えと自分の考えが違うのは桜色の本が教えてくれた。
 とぼとぼと長屋へ向かう道を歩いていると、木の上で休んでいる姿。
 そう言えば、今日は雷蔵の傍にいなかったな。
「ねえ、三郎」
「何だ?」
「三郎は恋ってした事ある?」
 雷蔵一筋の三郎に馬鹿な質問だ。自分でもそう思う。けれど、口からはそんな言葉が零れていた。
「勘右衛門、恋侘びでもしたか?」
 にやりと笑う顔は人をからかっているように見える。だが、実質はその人間を観察しているに過ぎない。
「その、恋侘ぶ、とやらを探している最中……かな」
「随分と難しい探し物だな」
「やっぱりそう思う?」
 三郎に言われるならば、やはり難しいのだろう。
 恋、と言うものは。
「勘右衛門がそう思う限り難しいんじゃないか?」
「三郎は簡単なの?」
「そうだな、例えば」
「例えば?」
「木花開聹耶姫が私を見てくれたら、簡単だな」
 御伽噺ではないけれど、三郎もずいぶんと理想が高い。木花開聹耶姫だなんて。
「その、このはなさくやひめは三郎の事を見てくれないのかい? それとも三郎の妄想?」
「妄想、か。それも面白いけどね」
 すとん、と木から下りてくると三郎は勘右衛門の肩を叩いて。
「私に手に入れられないものなんてないんだよ」
 そう不敵に笑った。
「じゃあ、その人は三郎の恋人?」
「まさか」
 肩を竦める三郎に、勘右衛門は頬を膨らませて。
「三郎の言ってる事が一番意味が分からない」
 そう零した。
「だって、恋ってした事ある? って聞くから答えただけだ」
 ああ、違う。
 聞きたかったのは、恋じゃない。
「違う、あの、ね、人を好きになった事がある? 雷蔵以外」
「雷蔵は含まれないのか」
「女の子でお願いします」
「そうか……じゃあ、やっぱり木花開聹耶姫だ」
「え?」
「連れない人だよ。気が付いてくれもしない」
「三郎?」
 三郎まで御伽噺の話をするのだろうか。そんなにみんな御伽噺のお姫様が好きなのだろうか。
 美丈夫に恋した乙女のように。
「私は、ただ、笑ってくれればいいと思うけどね」
「…………」
「女性の笑顔は美しいんだよ、勘右衛門」
 それだけ残して、ひらひらと手を振ると三郎は足音も無くその場から立ち去る。
 残された勘右衛門は正直疲れていた。
 わからない事だらけだ。
 面白いと思えなかった物語が、もっと訳が分からないものに思えてくる。
 美丈夫に恋する乙女。
 お姫様に恋する少年。
 ぐるぐると回るいくつもの好きな人、に勘右衛門は答えが出なくて頭をがしがしと掻いた。 
 すると。
「尾浜?」
 声をかけられて振り返ると、そこには。
「伊作先輩…」
 薬草を摘んだと思われる籠を持った伊作が困ったように笑って立っていた。
「凄い顔だね」
「え……」
「何か、悩み事?」
 そんなに必死な形相をしていただろうか。面白い事を探していたはずなのに、難しいことを探しているみたいだ。
 きっと、自分の性にあってないのだろう。恋とかそんなものは。
「眉間に皺、寄ってるよ」
 とん、と眉間を突付かれて慌てて両手で隠す。
 自分とそう変わらない身長。少し高いくらいだろうか。六年生と五年生にそう身長差は無い。実力は劣るものの、体格の差は無いに等しい。三郎などであれば、もしかしたら伊作に勝てるのではないだろうか。
 いや、駄目だ。
 伊作の強さは良く知っている。普段は手加減してくれているのだ。実戦や忍務となれば、この人は強い。きっと、三郎だからと手加減してくれるだろうが、それでは勝った事にならない。
 女の人なのに、全然そんな素振りを見せないんだよな。
 そう言えば、伊作は女の子だった。
 忘れがちになるが、がち、と言うよりあまりにも周りに溶け込みすぎてすっかり忘れていたが、この人は女性だ。
 体格差も殆ど無い所為か、女性としてみた事は無いけれど。
 この人でも恋をするのだろうか。
 誰かを好きになったりするのだろうか。
 何故か、それが気になった。
「伊作先輩…」
「何?」
「恋って何だと思います?」
 好きな人がいますか、なんて聞けなかった。恋してますか、なんて聞けなかった。女性に失礼な事だと、それくらいは分かっている。
「それが、尾浜の悩み事?」
「え?」
「図星、かな」
 ふふ、と笑って伊作はそうだなぁと空を仰いだ。
「僕は、それに答えをあげられるかどうかわからないけど、僕は、その人が全てになったら恋だと思う」
「え…?」
「最初は、視線。次に、思考。次に、行動。そして、思い。全てがその人に繋がったなら、それが、恋なんだと思う」
 さぁ、っと風が吹いた。
 亜麻色の髪がさわさわと風に揺れる。
「ごめんね、仙蔵辺りならちゃんと答えられると思うんだけど」
「先輩は」
「ん?」
「そんな風に、誰かに恋した事あるんですか?」
 声が震えた。
 ちゃんと見つめていた筈の目が見つめられない。
「さぁね。どうだろう」
 笑いを込めたような伊作の声に、少しの期待と大きな不安。
 ざわざわと心を揺さぶるような何か。
「あ、あの……」
「何?」
「ありがとう、ございました!」
「どういたしまして」
 答えなんて出なかったけれど、好きとか恋とか、そんなもの全然分からなかったけれど、伊作の言葉は心に刺さった。
 視線、思考、行動、思い。その全てが揃ったら。
 深く礼をすると、その場を急ぎ足で立ち去る。
 そうして、長屋に戻ると兵助は出かけたのかそこにはいなかった。
 視線。追って。
 思考。考えて。
 行動。動いて。
 思い。慕って。
 そんな風に、心が動いたら面白いのに。あの桜色の本の面白さが分かる筈なのに。あとちょっとなのに。
 面白くなるのなら、恋をした方がいいのかな。
 誰かを好きになった方がいいのかな。
 勘右衛門には分からない。
 分からなくて結局、何となくご飯を食べて風呂に入って鍛錬して布団に潜り込んでしまった。きっと表面上は普通だった筈だ。誰も何も言ってこなかった。
 だが、考えだけはぐるぐると。
 食堂で、伊作を、目で追って。
 風呂で、伊作を、思い浮かべて。
 鍛錬で、伊作を、真似て。
 そして、布団の中であの言葉を反芻している。
 何なんだろう、このもやもやとしたものは。
 好きって言ったら、いなくなる気がした。
 好きって言ったら、手が届かなくなる気がした。
 好きって言ったら、綺麗じゃなくなる気がした。
 好きって言ったら、笑ってくれない気がした。
 好きって、言ったら?
 自分が? 誰に?
 そこまで考えて瞬きを繰り返す。そして出た答えに思わず、がばりと起き上がった。
 そうだ―――伊作に、だ。
 恋について、簡単な答えをくれた、伊作に。
 女の子が分からない自分に、乙女でも少年でも誰でもない視点で教えてくれた伊作に。
 自分と変わらない身長―だけど細い指。
 誰よりも強い―だけど柔らかな髪。
 女の子らしくない―だけど花が咲くみたいな笑顔。
 あの時の一瞬が、溢れるように甦る。
 そうか、これが、恋なんだ。
 ふるふると、胸が震える。溢れる言葉が、零れ出そうになる。きっかけさえあれば、人は簡単に恋を手に入れる事が出来るんだ。
 考えるんじゃない、見つけるものなんだ。
 けれど、あの桜色の本を面白いとは思えないだろう。
 あの乙女のように、盲目にひたすらに相手を簡単に「愛しい」なんて言えないだろうから。
 口にするだけで、壊れてしまいそうだから。
「どうした、勘右衛門……」
 目を擦りながら、起き上がった兵助に勘右衛門はぽつりと。
「恋って、怖いんだな」
「……そうか。寝るぞ」
 寝惚けている。
 そう判断した兵助は勘右衛門の肩を掴むと、そのまま布団に寝せつけて、ぽんぽんと体を叩いた。
「そっか、恋って、怖いんだ」
「分かった分かった。明日早いから寝るぞ」
 そんなやり取りを何度か繰り返して、勘右衛門は目を閉じた。



 かぐや姫? それは兵助の言葉。
 乙姫様? それは八左ヱ門の言葉。
 衣通姫? それは雷蔵の言葉。
 木花開聹耶姫? それは三郎の言葉。
 朝起きて気が付いたのは。
 もしかしたら、自分達は同じ人を好きなんじゃないかと言う結果。
 だって、あの人は。
 どこか人を寄せ付けない、御伽噺みたいな人だと思ったから。
 そうか、悲しいけれど、おれ達は。






御伽噺に恋をした






 さて、みんなで相談してから、六年生に宣戦布告に行こうか? 





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勘右衛門→伊作を考えてたら、最終的に五年生→伊作に辿り着いたという話。
天然の勘右衛門が恋に気が付くまでの話を作ったら、他の五年は先に気が付いていたよ、みたいな。
最初はお笑いテイストだったとかそんな欠片がない…
とりあえず、六年と五年がガチで戦って伊作にぷりぷり怒られれば良いと思います。



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