はい、一応後書きです。
最初に言いたい事は、エドは決して弱い子ではない、と言うことです。
私の中の人物像なのですが、雑草。
踏まれても踏まれても力強く伸びていく、あの雑草。
どんな事があろうが、負けてたまるかこん畜生!の勢いで生きている子です。
今回の市場に行こう、はエドの過去にこんなことがあったんだよ、と言う話ですが、エド自身はそんなに引きずってません。
確かにホークアイに泣きつきましたが、あれは女性としての一面であり「全て」でも「本当の姿」でもありません。
男に乱暴されて辛かった過去がある。
信じてくれない大人がいる。
辛い・苦しい。
その形が、ホークアイに泣きついた時のエドです。
本来のエドは、跳ね返すだろうと思ってます。
ただ、犯人がいて親しい人間が信じてくれなかったからあんな事になったんだと。
心の傷ではあるけれど、それ以上の罪があるから。
今はそれど頃じゃない筈なんで。
この話は、エドの過去を知ると同時に、軍部の人間が、エドの性別に気が付いた話だと見ていただけると幸いです。
むしろエドの過去より、性別。
そんな気持ちで書いていました。


タイトルは、島谷ひとみの同名の曲から拝借しました。
この歌が、この話のって言うより、これから先のアルのイメージで。
アルは、こんな風になるんだよ、と言うイメージで使わせて頂きました。
『なんにもないけれど 未来を全部 きみにあげるから』
何と言うか、この一文が全てを語っています。


ちょっと話の流れが速すぎたので、出来ることならリベンジしたいとは思っています。
そうなると、同人誌になるかもしれませんが(汗)。


と、こんなところまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
もうちょっと落ち着いたらまた新しい連載を始めようと思いますので。
よろしくお願いいたします。



アツム拝




ちなみに、やってらっしゃらない方は、一話から反転してみてください。
何かが見えます。


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